目の前の道

決めようよって、そんなこと言われてもなあ。
俺にはもう???何が本当に起こったことで、何が本当じゃなかったのかすらよくわからなくなってきたくらいなんだ。
そもそもあのモトコとの夜の出来事にしたって、はたして本当に?現実にあったことなのかどうか?
もう自信がなくなってきたくらいだよDPM價錢

それでもまあ???アイツが残したメモが本物だとすれば。
矛盾してるかもしれないけど、俺はまたあのモトコに???、いやユリエにってことになるのかな?まあ、そのどちらかにまた会えそうな気がするんだよ。

と言うことで、とりあえずその時がまたやって来るまで今回の一件に関する真相の解明はお預けってことで。
ダメかな?」
と俺がふたりにそう尋ねると、ふたりはやや不満そうな顔でしばらく俺の方を見ていたが、そのすぐ後にまあしょうがないか?なんて感じに同時にふたり諦めたように下を向いた。

それから俺がグラスのペルノーを一息にグッと飲み干しフーッとため息をついたその時、俺の肛門周辺あたりであの時に出来た亀裂がチクリと疼いたDPM枕頭

今頃、モトコ???いやユリエは何処で何をしているのだろう?

俺を消そうとする闇の機関」の次の陰謀に関する情報収集にでも入っているのだろうか?
あるいはまた???俺と会える日を少女のごとく待ちわび、再会の時に心ときめかせているとでも言うのか?
いずれにせよ、俺とその彼女ら?との幸せな未来なんてものはそのシナリオには想定されているはずもない。
結局の落としどころとしては、この目の前のオヤジふたりに慰められるのが関の山?なんてことか。

と言うことで、最後にその後のちょっとしたエピソードを加えることでこの話を終えることにしよう。。

あれからもう、かれこれ4年近くの時が過ぎ俺とホンジョウで立ち上げた会社、タイガーアイはモトコが予言していたような世界を動かすようなキャンペーンの立ち上げ?などには到底巡り会うこともなく???、ただ忙しく、あまりクリエイティブとは言えないような雑務に追われる日々を送っていた。

もっともモトコの予言したキャンペーンがスタートすると言っていたのは、これから4年後の2017年?とかなんとか言ってたわけで???、そのことで俺が今、どうこう言うこともないわけなのだが。

そんなことよりも俺の中で気になっていたのはこの4年の間に俺の目の前で3人もの人間が死んだことだった。

ひとり目は新宿高島屋の屋上より俺の目の前の道路にオトコが飛び降り、警察がその現場を処理をするのに出くわしたこと。
そしてふたり目も同じ新宿で、JR中央線ホームにオトコが飛び降り俺の目の前で電車が急停車したこと(その時は運良く直接はその殺傷現場を目撃せずに済んだのだが)。
最後の3人目は三軒茶屋と池尻の中間あたりの国道246でのことだった選床褥

俺が歩道を歩いている目の前でオトコが道路にいきなりまたも飛び出し、暴走するBMWに跳ね飛ばされそのまま即死した(その時にオトコの肉片が俺の目の前に飛んで来てそれをこの俺が飲み込んだ、などと言うことはもちろんなかったのだが)。
  


Posted by jadelung at 2017年07月19日10:48
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そんなこと言わ

ねえ、頼むよマスター。
本気でその陰謀論信じてる?」
とホンジョウは苦虫を噛み潰したような渋い顔でそう言った。

ああ、俺はここ1週間のモトコの失踪も気になるSmarTone 上網
それにオマエらだってその方が夢があっていいだろう?
オマエらの会社が世界を動かすんだろ?」
とマスターは俺たちの顔を交互に見回しながら説得するようにそう言った。

まあ、そうとも言えるけどさあ。
でもそう言う落ちだとこれ???3流のSF小説?ライトノベル?みたいにならねえか?
それってな~。どうなのかなあ~。

俺もスピ系の話は嫌いじゃないけどさあ、今回のモトコの一件に関してはちょっとねえ。
いまひとつ話が大袈裟過ぎるっていうか、それにこれってよくある闇の権力系の陰謀論だろ?ベンジャミン?フィルフォードとか中丸薫さんあたりの。

で????
どうなんだよ、その辺はナカバヤシ?
さっきから黙ってるけど、今回はオマエが主役なんだからどっちかに決めようよ?
なあ、オマエの意見はどうなんだよ?」
とホンジョウはそんななげやりな言い方で俺に振ってくる。

決めようよって、そんなこと言われてもなあ。
俺にはもう???何が本当に起こったことで、何が本当じゃなかったのかすらよくわからなくなってきたくらいなんだ。
そもそもあのモトコとの夜の出来事にしたって、はたして本当に?現実にあったことなのかどうか?
もう自信がなくなってきたくらいだよ。

それでもまあ???アイツが残したメモが本物だとすれば。
矛盾してるかもしれないけど、俺はまたあのモトコに???、いやユリエにってことになるのかな?まあ、そのどちらかにまた会えそうな気がするんだよ。

と言うことで、とりあえずその時がまたやって来るまで今回の一件に関する真相の解明はお預けってことで。
ダメかな?」
と俺がふたりにそう尋ねると、ふたりはやや不満そうな顔でしばらく俺の方を見ていたが、そのすぐ後にまあしょうがないか?なんて感じに同時にふたり諦めたように下を向いたSmarTone 續約


それから俺がグラスのペルノーを一息にグッと飲み干しフーッとため息をついたその時、俺の肛門周辺あたりであの時に出来た亀裂がチクリと疼いた。  


Posted by jadelung at 2017年07月14日10:39
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